積極的な2方向加圧注入 確実な全面定着の実現!
アクセスが困難で、孔が自立する地山ではロープ足場で施工するレッグドリル工法が多用されてきました。
これに対して「SPレッグドリル」では積極的な「2方向加圧注入」を採用し、孔が自立しない地山でもレッグドリルで3.0mまでの本設ボルトの施工を可能にしました。
また、この加圧注入を応用し、老朽化した法面覆工物の補修にも利用いただけます。
レッグドリルマシン(Lmax=3.0m):削孔径=φ45mm、50mm
短尺3.0mまでのロープ足場施工
レッグドリル削孔状況
ハンドハンマー削孔状況
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施工手順 汎用の短尺鉄筋挿入工に適用の場合
※ボルト長さが2.0mより短いときは、④先端加圧(P1)と⑤ロ元加圧(P2)の注入工程を一括実施することができます。
施工手順 既設覆工物の補修ボルトに適用の場合
※①、②の施工手順は上記(汎用の短尺鉄筋挿入工に適用の場合)と同じ。レッグアダプタ取り外し時に、「カラー付きスリーブ」も回収します。
※既設覆工物の補修ではボルト長を2.0m以下に限定し、先端側とロ元側から「P1加圧で一括同時注入」します。
SPボルト設計諸元、その他
呼称 | 腐食シロ=0.0mm | 腐食シロ=直径1.0mm | ||||||
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外径/内径 (mm) |
断面積 (mm²) |
降伏 (kN) |
破断 (kN) |
外径/内径 (mm) |
断面積 (mm²) |
降伏 (kN) |
破断 (kN) |
|
SP32横穴付ボルト | φ31.4/17.0 | 350 | 158 | 198 | φ30.4/17.0 | 314 | 141 | 177 |
1)断面積はφ8mmの横穴欠損分を考慮した値です。横穴を考慮しない腐食シロ=0.0mmの断面積は450(mm²)です。
2)本設ロックボルトとして、腐食シロ1.00mmを低減した、みかけの許容引張荷重=141(kN)×2÷3=94.00(kN)です。
3)本設ロックボルトとして、腐食シロ1.00mmを低減した、みかけの許容引張応力=94.00(kN)÷314(mm²)=299(N/mm²)です。
SPレッグドリル用スイーベル