「NTRフォーム工法」は、導水路や道路・鉄道トンネルの背面に長年の流水により洗堀された空洞が発生している事例が多く、この空洞に硬質発泡ウレタンを発泡充填して覆工壁への衝撃や周辺地山からの応力の分散を図る工法です。気泡モルタルや可塑モルなどよりも極めて軽量で覆工への影響が小さく、また注入材の運搬も発泡倍率に応じてかなり縮減出来、作業性も良好なため、近年は補修ニーズが増えています。
ウレタン空洞充填工法
NTRフォーム工法(発砲倍率10~40倍)
NETIS登録No:KK-110040-A(掲載期間満了)
「NTRフォーム工法」は、高発泡ウレタンであるが故に、必要材料は発泡倍率で割った分量で済み、施工が簡便・軽量である。硬化時間が短いため、限定注入ができ、且つ湧水があっても材料分離による流出の可能性が少なく、水環境に悪影響を及ぼさない。