地盤工学会によると、マイクロパイリング工法はネイリング工法とダウアリング工法の間に位置するパイル径がφ100〜φ300mmの小計杭です。
弊社では、φ115〜φ135mmの外径を有する圧縮型ルートパイルの「SPフィックスパイル工法(S型)」、およびφ115〜φ216mmの厚肉鋼管を併用した「SPマイクロパイル工法」を提案しております。
また新技術として、前記パイルを応用した「石積み壁の耐震工法」も提案しています。
高速ルートパイル工法
SPフィックスパイル工法(S型)
NETIS登録No:KK-040038-A
(2014年10月掲載期間満了)
「SPフィックスパイル工法」は、アンカー定着層が存在しない比較的軟弱な地山に適用され、自穿孔ボルトをセンターロッドとし、従来のドリルパイプを使って二重管掘りできる「引張型」の高速ルートパイル工法です。
一方、「圧縮型」のルートパイルとして改良した「S型」は、口元補強管の追加で杭頭変位を抑止・照査でき、超高強度でプレパック型の「FIXパイルモル」を使えば、補強土壁などの重量物も効果的に支持し、滑り抑止もできる工法に進化しました。
圧縮型で硬岩層や硬い玉石層などが予想される場合は、「後挿入方式」を採用します。
高耐力指向のマイクロパイル
SPマイクロパイル工法
NETIS登録No:KK-100036-A
(2016年10月掲載期間満了)
「SPマイクロパイル」は、太径の自穿孔ボルトと厚肉鋼管で2重管掘りし、支持層域内で厚肉鋼管を引き抜いて確実なボルト付着を確保し、上層部に厚肉鋼管を配置する本格的な高耐力型マイクロパイル工法です。
L2レベルの大規模地震に対応
石積み壁耐震補強工法
大地震の度に発生する規格適用外の石積み擁壁に対して、遠心モデル試験や静的載荷試験から終局破壊モードの補強特性を把握して開発された確実で経済的な石積み壁耐震補強工法です。
今後の大規模地震時に対して幅広く対処頂けるように準備した工法です。
太径自穿孔ボルト
SPミニパイル工法
「SPミニパイル」は、太経自穿孔ボルトを応用した特徴のある効果的なミニパイルです。