ロックボルト工法

ロックボルトの頭部防錆に

STマイクロキャップ

STマイクロキャップ」は、地盤の傾斜に対する角度調節機能を有し、従来の座金とワッシャーの一体化による構造の簡略化と経済性の追求、問題の起こりやすい定着背面への二次注入選択を可能としました。


STマイクロキャップ

概要

STマイクロキャップの概要
完璧な頭部保護

特徴

  • ・従来の角座金を同一面積の円形座金とし、4枚のスティフナーを配置したことで座金の曲げ剛性が向上、ロックボルトよりの荷重分散が従来より均一となり地震や主動滑り荷重による座金の局部降伏の心配が無くなります。
  • ・球面ナットの反力面を座金と一体化したことで取付け作業が効率化。一体成型のため経済性の向上も期待できます。
  • ・円形プレート外面を溶融亜鉛メッキ仕上げ、マイクロキャップはアルミ合金鋳物としたことより外部環境よりのボルト頭部保護は万全です。
  • ・ロックボルトへのグラウト注入作業法によっては懸念の残っていた、頭部背面部分への防錆剤の二次注入を御選択頂けるようになりました。
  • ・球面オスワッシャーを利用すれば、あらゆる他穿孔ボルトへの対応も可能となります。

自穿孔ボルト、背面二次注入の例

自穿孔ボルト、背面二次注入の例

他穿孔ボルト、一般仕様の例

他穿孔ボルト、一般仕様の例

STマイクロキャップ・部品組合せ一覧